21日にボートレースとこなめで開幕した「スポーツニッポン創刊75周年記念競走」初日6Rで、佃来紀(22=大阪)が待望の水神祭を飾った。レースはダッシュ5コースの徳増秀樹がコンマ14のトップスタートから捲ったが、インの中村泰平も伸び返して応戦。ガラ空きとなった1周1Mを、佃が大外6コースから鋭く捲り差して突き抜けた。
5月1日に住之江でデビューしてから通算100走目での初白星に「練習みたいな感じで1等を取ってあまり実感はないけど、めっちゃうれしいですね。周りから言われていたのでホッとしました」と、ようやく結果を出して安どの表情を浮かべる。相棒の26号機(前検時の2連対率36・3%)は前節のG1常滑ダイヤモンドカップで池田浩二が仕上げていただけに、戦える雰囲気は十分備えている。区切りの勝利を挙げた132期生が、2日目以降も果敢に攻め続ける。