<松戸初日8R>大ベテランの小林潤二(51=群馬・75期)が2着入線も、1着入線だった橋本智昭が失格となり繰り上がり1着。今期初の予選白星は3連単5万7千円の高配当を提供した。小林潤は「(小林)令君が前々に踏んで頑張ってくれたおかげ。今回はS級点確保へ勝負だった。まさか1着を獲れるとは…」と驚きながら勝負駆け成功をよろこんだ。
躍起になるにはわけがある。エリミネーションの“プロフェッショナル”で24年5月(高知)の全プロの出場も決まっている。そこで好成績を残せば、今年同様にG1寛仁親王牌に出場権を手にする。ただ、A級ではG1には出場できない。そのために気合が違うのだ。さらなる点数アップを狙う準決へは「前回は途中欠場したが、勝負駆けのここに向けてしっかり練習してきた」と仕上がりに自信。再び高配当を提供してくれるかもしれない。