【多摩川ボート・かどまつ賞】準優3号艇の倉田茂将 天国の同期・木村颯さんに「いい報告を」

2024年01月05日 18:24

ボートレース

【多摩川ボート・かどまつ賞】準優3号艇の倉田茂将 天国の同期・木村颯さんに「いい報告を」
6日の準優勝戦11Rに3号艇で出走する倉田茂将 Photo By スポニチ
 【多摩川6日11R】地元・関東地区の一線級レーサーを相手に、愛知の倉田茂将(25)が奮闘している。予選5戦全てで3着以内に入り、得点率7位で準優勝戦3号艇を獲得。6日11Rで自身5度目の優勝戦進出を目指す。
 18年5月デビューの122期生で現在、選手生活6年目。昨年のG1四国地区選手権を優勝した中村日向(25=香川)を筆頭に、グレードレースで活躍中のA級レーサーが何人もいる有力期だ。

 しかし、昨年8月には悲劇も…。同期の木村颯さん(享年25)が交通事故で死亡。同9月のG1ヤングダービーでは出場した122期生5人が、木村さんの写真入りTシャツを着て注目を集めた。

 倉田はその舞台に立つことができなかっただけにA級昇格へ強い思いを持っている。「G1の優勝戦を走っている同期もいるのに自分はずっとB級。来期こそは自分もA級に上がって同期に付いて行かないと。今はそこを目標に走っています。次の徳山一般戦(15~19日)が終わったら彼の実家に寄らせてもらうので、颯にいい報告をできるように頑張ります」。予選トップの斉藤仁(46=東京)が相手でも臆することなく全力でぶつかる構えだ。

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