10日に行われた準優勝戦は、3レースとも1号艇が逃げ切り勝ち。4日目には「これという調整が見つからない」と困惑顔だった青木玄太(36=滋賀)も、懸念を打ち払う隙のないイン戦を披露。11日に行われる12R優勝戦の2号艇を獲得した。
「ペラの感触は悪くない。でも、ここが限界かな。スタートがしづらいし、触るに触れない状態で足りないところには目をつむっている。ただ、レースは確実にできてます。ピット離れが不安定なので、そこは集中して行きます」。微細な調整が続くものの2年連続4Vを挙げており、勝率も3期連続で7点超えと手腕は確か。前節の三国で優勝を飾っており自身のリズムもいい。2節連続Vへ、手を尽くして臨む。