【船橋11R・クイーン賞】ライオットガール連覇で発進

2024年02月07日 05:00

競馬

【船橋11R・クイーン賞】ライオットガール連覇で発進
ライオットガール Photo By スポニチ
 昨年11月のクイーン賞を制した(9)ライオットガールがもう一丁だ。激しい主導権争いをよそに好位のインでじっくり脚をためると、直線鋭く突き抜けて2馬身半差の快勝。文句のつけようがない走りだった。この先、牝馬重賞戦線の主役を張れる器。前走から2キロ増の重量56キロも克服可能とみた。同レース連覇で24年を幸先良くスタートさせる。
 テリオスベルが怖い。道中で先頭を奪う独特のスタイルで活躍。近況は得意の形に持ち込めないレースが続くが、しぶとく上位を確保。ここも大崩れはないだろう。決め手鋭いアーテルアストレアの一発に警戒。前走・神奈川記念で2着に食い込んだキャリックアリードも上位争いを演じる。

 ▼エイシンレミー(伊藤好師)調子は良くも悪くもなく平行線。レースでは流れが速くて、ついていけない。新コンビのジョッキー(及川)が新味を引き出してくれて、何とか掲示板に載ってくれれば。

 ▼アーテルアストレア(橋口師)前走の疲れもなく順調。体つきがガッチリしてダート馬らしくなった。左回りが合うし、どちらかといえば軽い砂の方が得意な馬。今の船橋の馬場はそんなに重くないと思う。

 ▼メイドイットマム(石井師)前走は距離が少し短かった。順調に調整できたが、追い切りの動きがいまひとつ。これで変わってくれば。

 ▼サルサレイア(堀師)不安なところがないし、近走はしまいしっかり伸びてくる競馬ができている。軽い重量を味方に展開が向いてくれれば。

 ▼フークエンジェル(米谷師)体重も増えて、馬自体は力をつけている感じ。ただ今回は相手が強い。今後のいい経験になれば。

 ▼グレースルビー(堀師)前走後はこのレースを目標に調整して、いい仕上がりに持ってくることができた。51キロの重量を生かして上位を目指したい。

 ▼ゴールデンハインド(武市師)フローラSの時よりも気持ちの分でもうひとつ欲しいというのはあるけど、動きはいい。筋肉の張りも良くなってきた。きょうだいはみんなダート馬なので期待したい。枠順次第だが、前半から主張してもいいのかな。

 ▼テリオスベル(田島師)追い切りでは未勝利馬に劣勢だったが、調教駆けしないタイプなので問題ない。気性も安定している。行き脚がつきづらくなっているが、このコースは発走地点から最初のコーナーまで長いのでレースしやすい。

 ▼ライオットガール(中村師)順調。前走は船橋で勝っているし、操作性がいい馬なので、どこの競馬場が舞台でも気にはならない。前走はスタートが決まったが、2、3走前はゲートの駐立が良くなかったので、今回もしっかり出てくれれば。練習では何も問題ない。ハンデは見込まれたが引き続き頑張ってほしい。

 ▼キャリックアリード(藤田師)前走は好メンバーの中、地方の砂もこなしてくれて2着と力を見せてくれた。今回は牝馬同士なので期待している。

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