【浦和・しらさぎ賞】ツーシャドー重賞初制覇!バンブー牧場との縁 小沢師“夢だった”南関重賞初制覇

2024年04月19日 04:45

競馬

【浦和・しらさぎ賞】ツーシャドー重賞初制覇!バンブー牧場との縁 小沢師“夢だった”南関重賞初制覇
直線抜け出し重賞初制覇したツーシャドー(5番) Photo By スポニチ
 古馬牝馬の地方交流重賞「第62回しらさぎ賞」(S3)が18日、浦和競馬場で行われた。2番人気のツーシャドーが好位から抜け出して重賞初制覇を飾った。同馬は「第28回スパーキングレディーカップ」(Jpn3、7月3日、川崎1600メートル)への優先出走権が与えられた。
 黒、白三本輪、白袖。オールドファンならたまらないバンブー牧場の勝負服に身を包んだ和田。ツーシャドーを完璧にエスコートした。スタート直後、出ムチを入れて前へ。好位の3番手を確保した。4コーナーは1番人気のジゼルとともに逃げたボヌールバローズを追う。外に膨らむライバルを横目にスムーズにコーナーをクリア。残り100メートルで先頭に立つと、激しい2着争いをよそに悠々とゴールを駆け抜けた。「ハナに行こうと思ったが、外の馬が速かったので、その後ろで流れに乗れた。3~4コーナーでハミを取ったので、前を捉えることができれば勝てると思った」。小回り浦和のお手本のような騎乗を振り返った。

 小沢師にとって「夢だった」南関重賞初制覇。ホースマンを目指すきっかけがオグリキャップ。89年マイルチャンピオンシップのバンブーメモリーとの激闘は目に焼き付いている。「お母さんのブラックショコラを預からせてもらったのが、ご縁の始まり。それだけに感慨深い。ブラックショコラにも“ありがとう”と言いたい」と感謝した。「ここを目標に究極につくった」と師。今後は一息入れる予定。じっくり英気を養ってさらなる大舞台を目指す。

 ◆ツーシャドー 父ダノンレジェンド 母ブラックショコラ(母の父)サウスヴィグラス 牝5歳 浦和・小沢宏次厩舎 馬主・バンブー牧場 生産者・北海道浦河町のバンブー牧場 戦績17戦10勝 総獲得賞金3985万円。

おすすめテーマ

2024年04月19日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム