【熊本競輪場】リニューアル内覧会 400バンクへ変身 総工費53億円かけ15日プレオープン
2024年06月07日 17:59
競輪
総工費は約53億円。21年10月から旧バンクなどの解体作業が始まり、改築されたメインスタンドは今年5月に完成。
ナイター開催、ミッドナイト開催を見据えて照明器が14本設置され、メインスタンド部分にも照明器がつけられた。
駐車場など全ての完成は25年度を予定している。
走路はこれまでの1周500メートルから400メートルに変わり、“滑走路”と呼ばれ、日本一長かった69・5メートルの見なし直線は60・3メートルへと変更された。
本場開催が行われていた16年3月までは50円だった入場料が無料になり、以前のメインスタンド、サイドスタンド、バックスタンドの3構成からメインスタンドのみに機能を集約。メインスタンド3階には冷暖房完備の有料エリアが新設された。
106席の特別観覧席に加え、2席ある車椅子席、11席のロイヤルシート、最大5人までが利用可能なロイヤルボックス、たたみ席で靴を脱いでくつろぎながら観戦できるグループ席(最大3人まで)も2席ある。
迫力あるレースを間近で見られるのはもちろん、個室や1席1台あるモニターで観ることも可能だ。キャッシュレス投票も導入される。
本場開催は来月20日のF1開催で「能登半島支援 熊本競輪再建記念」として再開され、本年度は10月3日からのG3熊本競輪開設74周年記念「火の国杯争奪戦」など、70日間の開催が予定されている。