【取手競輪 74周年記念 水戸黄門賞 最終日】吉田拓矢 地元記念初V「感無量でした」
2024年06月30日 18:30
競輪
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最強・脇本雄太に関東5人、一枚岩で挑んだ。スタートで芦沢辰弘が前を取ると、赤板過ぎから先頭の小林泰正が全開。最終ホームでは坂井洋が脇本が来る前に番手捲り。最後はその思いを無駄にしないよう踏み込んで、優勝をもぎとった。「泰正さんが2周から全開で持つところまで行く。洋も脇本さんが来る前に行くと言ってくれていた。先輩、後輩、仲間のおかげでここまで来られた。感謝の気持ちを忘れず、精進していきたい」と仲間に感謝した。
昨年の後半は失格のペナルティーで第一線を退いた。そこからはい上がり、今年はダービーで決勝に進むなどの存在感を高めている。「良かったり、悪かったりという差をなくしていきたい。まだまだ満足せず、次にサマーナイトもある。気持ちを切らさずに頑張りたい」。充実の関東勢の核として、“ヨシタク”が決意を強める地元大団円となった。
(渡辺 雄人)