【函館2歳S 展望】サトノカルナバル漂う大物感

2024年07月08日 04:16

競馬

 早いもので函館競馬は最終週を迎える。今週は土日に重賞が一つずつ組まれている。13日には芝1200メートルで「第56回函館2歳S」が行われる。JRAでは2歳世代初の重賞。北の一番星に輝くのはどの馬か。
 意表を突く?参戦となったのがサトノカルナバルだ。6月22日の東京新馬戦(芝1400メートル)はレーンを背に2着に7馬身差を付けて圧勝。大物感が漂う勝ちっぷり。5日に函館に入厩。佐々木とのコンビで臨むことも明らかにされた。ここは主役にクローズアップされている。

 過去の傾向は函館デビュー組が大手を振るう。筆頭格は1分9秒2の勝ちタイムが優秀なヴーレヴーか。前走後は短期放牧を挟んで再入厩、5日の追い切りは躍動感たっぷり。「うまくガス抜きができた」(南井助手)と納得できる動き。カルプスペルシュは新馬勝ちの内容が目を見張る。小回りの芝1200メートルで上がり33秒8は秀逸。鮫島駿も「道中は折り合って、直線で馬群を割る競馬。満点の内容」と胸を張る。当然、V候補の一頭だ。

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