【平塚競輪 G1オールスター 2日目オリオン賞】犬伏湧也 太田海也を目標に指名「彼は日本のエース」
2024年08月12日 17:59
競輪
「太田君の後ろに行きます」。犬伏による、あまりにさらっとしたサプライズに一瞬の空白が生まれた。太田―犬伏。次代の中四国を担う2人が初めてタッグを組む。
犬伏は「オリオン賞のメンバーが出た時点で(連係は)視野に入れていた。2車だし別線はないかなと。自分も今後、人の後ろも増えていくと思う。その時で話し合いはしますが」と理由を明かした。
昨年のヤンググランプリでは太田にあっさり上を行かれて「世界で戦う強さを実感した」と完敗を認めた相手。身をもって強さを知っているからこそ、信頼して後輪に集中する。
「太田君は日本のエース。パリ五輪も夜更かしして見ていた。いつかはメダルを獲るでしょう。自分は番手自体2回目だし、まずは離れず付いて行く。基本的なことをしっかりやりたい。楽しみだし、ワンツーを決めたい」と目を輝かせた。