【松阪競輪 スポーツニッポン賞】村田雅一 絶好番手差しで2年4カ月ぶりV

2024年08月12日 21:41

競輪

【松阪競輪 スポーツニッポン賞】村田雅一 絶好番手差しで2年4カ月ぶりV
優勝カップを手にガッツポーズの村田雅一 Photo By スポニチ
 松阪競輪のスポーツニッポン賞「夏の霜ふり本舗杯・CTC杯・本居宣長賞」は12日、12RでS級決勝が行われ、村田雅一(40=兵庫)が番手絶好の流れから差し抜けて優勝。ガールズ決勝は吉村早耶香(27=静岡)、A級決勝は長松空吾(24=大分)が制した。
 1番車の大石が自らスタートを決めて前攻めに。単騎の渡辺、中村圭が4、5番手に陣取り、岐阜勢は後方待機。赤板で抑えに来た松岡を、大石が迷わず突っ張ると、中村圭が打鐘過ぎに追い上げて村田の内へ。それでもホーム線には村田まで出切り、中村圭は3番手の柳詰をさばく流れに。

 「大石君が頑張ってくれたおかげ。ダッシュがいいので、内に来られる分には大丈夫だと思っていた」

 番手絶好の流れを生かした村田は最後の直線で鋭く抜け出し、2022年4月の西武園以来となるVゴールを駆け抜けた。

 「2場所前の立川最終日からセッティングと乗り方をガラッと変えた。まだ慣れ切ってはいないけど、ようやく形になってきた感じ。あとは上のスピードで通用するかですね」

 当面は向日町記念(9月5~8日)で結果を出すことが目標。そして来年のお盆こそG1オールスター競輪を走ると心に誓う3日間となった。

 ◇村田 雅一(むらた・まさかず)1984年(昭59)7月4日生まれの40歳、90期生。通算15V。S級優勝は22年4月22日の西武園以来。師匠は平田哲也(59期、引退)。鋭い追い込みは特別戦でも通用。1メートル63、67キロ。血液型O。

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