【札幌新馬戦】良血リアンベーレ 出世レースで一本勝ち!さばき軽く札幌の洋芝合う
2024年07月30日 05:30
競馬
![【札幌新馬戦】良血リアンベーレ 出世レースで一本勝ち!さばき軽く札幌の洋芝合う](/gamble/news/2024/07/29/jpeg/20240730s10004000008000p_view.webp)
父キズナは13年のダービー馬。母ファタルベーレは18年米デルマーオークスV、芝でG1勝ちの良血馬だ。今の馬体重は490キロほど。一見、ダート馬のような立派な馬格の持ち主。田中助手は「パワーはありそうですが、さばきは軽い。体は大きいしゴツゴツしてるんですけどダートという印象はなくて、札幌の洋芝が合うのでは」と見通しを語った。「ストライドも大きいし乗りやすい。毛ヅヤもいいし、気性も悪くないです。かなり楽しみですね」と期待を膨らませる。
24日の1週前追いで力強い動きを見せた。札幌ダートコースで併せ馬。ヴァンショー(3歳未勝利)をじっくり追走し、直線は僚馬の内へ。強めのアクションで追われるとパワフルな脚さばきできっちり先着した。6F84秒5~1F12秒9。「相手が動かない馬なのでそんなにやってないですけど、それなりに動いていると思います。まだ緩いですが、やれば動くと思いますよ」と田中助手の表情も明るい。今週はコンビを組む武豊とコンタクトを取る予定。「ジョッキーに乗って確認してもらってですね。それで態勢は整うのでは」とうなずいた。
札幌芝1800メートルの新馬戦は数々の実績馬が勝ち名乗りを上げた出世レース。昨年はステレンボッシュに皐月賞4着アーバンシック。16年にはG1・2勝のソウルスターリング、14年には桜花賞馬レッツゴードンキが勝ち進んだ。リアンベーレの秘めるポテンシャルは大きな魅力。「競馬を使いながら、どんどん良くなっていきそう」と田中助手。北の大地から飛躍を期す素質馬から目が離せない。