【向日町競輪　G3平安賞　初日】メインは脇本雄太にお任せ　“覚醒”した窓場千加頼の背後から

2024年09月05日 04:30

競輪

　向日町競輪の大阪・関西万博協賛　開設74周年記念G3「平安賞」が開幕。初日メインの特選は輪界トップの脚力を持つ脇本雄太が成長した窓場千加頼との近畿タッグで抜け出す。

　実力者が集結したが、その中でも脚力は脇本がリード。自力でも強いが、ここは“覚醒”した窓場をマーク。窓場が北井との叩き合いを気迫で制し、脇本が番手から抜け出す。窓場と北井の叩き合い激化なら、清水が荒井を連れて一撃を見舞うケースは十分。北井の先制で和田が有利に台頭の場面は一考。佐藤の好走に警戒。

　（1）窓場千加頼　オールスターが終わってから喉の調子がおかしかったが、集中力を切らさず練習はできた。脇本さんの前で自力で頑張る。

　（2）北井佑季　状態は変わらず。向日町は（昨年）記念初優勝をした思い出のバンク。神奈川の先頭で積極的に走りたい。

　（3）清水裕友　競走をして感覚をつかみたい。G1はあと2つあるので獲れるように練習はしている。自力だがさばくことも考えて。

　（4）荒井崇博　インプラントの手術をしたし、調子は分からない。清水君マーク。信頼してついていく。

　（5）脇本雄太　オールスターから小田原が中4日で疲労がたまっていた。練習はしたがなかなか戻らずオールスターほどの仕上がりではない。窓場君が頑張ると言ってくれたし任せる。

　（6）松谷秀幸　オールスターの落車がまだ完全に治っていない。前の２人には世話になっているし神奈川の3番手。

　（7）佐藤慎太郎　計画通り練習できた。いろいろ考えたが、イメージがつかめなかった。決めずに流れに乗っていく。

　（8）武藤龍生　フレームを宿口陽一さんから買い取りました。タテ仕様のフレームなので自分でやります。

　（9）和田真久留　オールスターは人の後ろが多く脚が落ちていたので、それを取り戻す練習をした。北井さんの番手。