【競輪コラム】村田祐樹を筆頭に新戦力が次々台頭中 終盤戦も新星誕生があるぞ

2024年10月01日 04:30

競輪

【競輪コラム】村田祐樹を筆頭に新戦力が次々台頭中 終盤戦も新星誕生があるぞ
村田祐樹 Photo By スポニチ
 今年も残り3カ月。残るG1レースは寛仁親王牌、競輪祭の2つとなった。
 すでにグランプリ出場を決めているのはG1を制した郡司浩平、平原康多、北井佑季、古性優作。獲得賞金5位から7位の清水裕友、真杉匠、脇本雄太の出場も有力。8位以下の岩本俊介、新山響平、窓場千加頼、吉田拓矢、深谷知広らが賞金の上積みを狙い、残りのG1でVを目指す態勢となっている。

 10月17日から弥彦競輪場で開催される寛仁親王牌は選考基準が全プロ大会の競技の成績が優先されるため、出場メンバーは特徴的なものとなっている。

 初日メインの理事長杯にはSS班選手以外でスプリントVの河端朋之、1キロタイムトライアルVの菊池岳仁が出場する。他の出場選手も競技で活躍した選手の名前が目立つ。

 注目は1キロタイムトライアルで3位となり特選スタートの村田祐樹(26=富山)だ。

 A級時から力強い先行で注目されたが、9月岐阜記念で初の記念決勝進出を決め、決勝戦では強烈なカマシで3着と大活躍。潜在能力が開花した。

 「3コーナーではチャンスと思ったけど最後は脚がいっぱいでした。力勝負で3着は良かったですが、まだまだ足りないところは多いので力をつけていきたい」

 続く小松島F1戦でも積極的な走りで奮戦。着実にステップアップしている。上位選手にとって大きな脅威となるはずだ。

 9月青森記念ではダークホースの佐々木真也が記念初Vを飾るなど、新勢力の台頭が著しい。10月3日からは熊本競輪で再開後初の記念が行われる。ここでも一気に注目を集める選手の出現があるのか。グランプリ出場を巡る熱いバトルと同時に、新勢力のチャレンジが終盤戦を盛り上げる。(緒方 泰士)

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