【浜名湖ボート G1浜名湖賞】丸野一樹 逃げてG1連勝 賞金ランク17位浮上「やっとグランプリと…」

2024年10月09日 04:30

ボートレース

【浜名湖ボート G1浜名湖賞】丸野一樹 逃げてG1連勝 賞金ランク17位浮上「やっとグランプリと…」
2節連続でG1を制した丸野 Photo By スポニチ
 ボートレース浜名湖のG1「浜名湖賞 開設71周年記念 静岡県知事杯争奪戦」は8日、第12Rで優勝戦が行われ、1号艇の丸野一樹(33=滋賀)がインから逃げ切り勝ち。前節の徳山71周年に続くG1連続優勝を成し遂げた。地元の深谷知博は3コースから捲り差しを狙ったが、わずかに届かず2着。3着は峰竜太。今節の総売り上げは72億4851万8000円で、目標の70億円を上回った。
 覚悟を決めてから勢いが止まらない。丸野はインから先マイを決めると、3コースから捲り差しを狙った深谷をバックストレッチで突き放して押し切った。「スタートのタイミングが劣勢だったので、捲られることも警戒して握りたいタイミングよりもワンテンポ早く握ってしまった。(深谷の捲り差しが)入っていたけど、足合わせやスタート練習で深谷選手より足はいいと感じていたので何とか行けると思った」。エンジンパワーを味方につけて王道Vを飾った。

 好調のきっかけは8月25日の蒲郡一般戦で切ったフライング。「グランプリ(12月17~22日、住之江)とは言えない賞金ランキングの位置だったけど、諦めないでやるしかないと思った。フライング休みまでレースに対してどう向き合うか。区切りではないけど、吹っ切れた。いい意味で流れが変わった」。そこからは9月G2MB大賞(三国)を制すと、続くびわこ72周年で優出(6着)、前節の徳山71周年でVと快進撃が続く。

 これで今年の獲得賞金も6500万円を超え、ランキングは17位まで浮上。「やっとグランプリと言える状況になってきた。自分の武器は冷静な判断と、道中の追い上げ、1マークのキレだと思っている。自分の持ち味を最大限に出せるように準備して、勢いに乗って走りたい。しっかりと順位を上げられるように残り4節を頑張りたい」。SGチャレンジカップ(11月19~24日、下関)はF休みで出場できないが、年末の大一番に向けてさらに加速する。

 ◇丸野 一樹(まるの・かずき)1991年(平3)8月5日生まれ、京都府出身の33歳。滋賀支部の109期生として2011年11月6日にびわこでデビューし、いきなり初1着。G1は19年8月のびわこ67周年で初優勝を挙げて通算8V。通算720勝、95優出27V。主な同期は島村隆幸、永井彪也ら。1メートル65。血液型A。

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