【平和島ボート 6日間シリーズ】宮崎奨 2節連続Vへ「もう気負いはない」 ケチャップドバドバ状態へ
2024年10月15日 19:31
ボートレース
その準優は節イチの伸び足を誇る田路朋史が4コースのカドから捲りに出たが満潮で潮位が高く、ターンが流れ気味に。宮崎はターンマークを的確に小回りして押し切った。
「グリップしていたし押し感もあった。伸びは普通くらいだけどターン回りは中堅上位あります」。正味のパワーで上はいても、レース向きの足に仕上がっている。
これで初優勝を飾った前走地の三国から連続でのファイナル進出。19期連続でA級(A1、A2)を継続中の実力者だが、デビューから初Vまで19年4カ月を要した。実に57回目の優勝戦進出での美酒だった。
「優勝できてホッとした。今までは優勝したいという気持ちが強過ぎたけれど、もう気負わずに行けると思う」。
優勝戦は2号艇。“優勝の味”を知った宮崎が冷静に差し一本に絞って、2節連続の優勝を狙う。