Ｇ１地区選手権
【Ｇ１九州地区選】担当記者座談会
2014年02月05日 05:30
ギャンブル
今年の実力九州Ｎｏ．１を決める「Ｇ１第?回九州地区選手権」。本紙ボートレース担当記者に集まってもらい見どころ、優勝の行方を徹底分析した。
【藤本太】福岡、佐賀、長崎の３県から選ばれた選手によって行われるのが九州ダービー。出場選手の顔ぶれを見ればレベルの高さが分かる。
【坂本】昨年、大ブレークした今村暢孝を中心にした田頭実、藤丸光一らのベテラン陣。ボートレース界、Ｎｏ．１の実力者といわれる瓜生正義がデーンと構えている。峰竜太や前田将太といった若手の姿もあるからね。
【川淵】確かにレベルの高さは感じるけど、やっぱり瓜生の存在が際立つね。彼にはブランクがないよ。どこを走っても常に優勝候補に挙げられ、期待に応える走りをみせてくれる。
【山口】誰に予想させてもＶ筆頭は瓜生と言うでしょう。昨年、芦屋を３度走り、いずれも優勝している。そのひとつが周年、１１連勝の完全Ｖも飾っている。向かうところ敵なしだからね。
【近藤】そう言えば瓜生は徳山周年も初Ｖだったけど、芦屋も初めての優勝でした。走る機会が多い芦屋で勝てないのは七不思議と言われていたからね。一度、勝つと後はトントンとね。
【仙波】私も瓜生で異論はないけど、若い力に期待したいね。その筆頭格が峰竜太。正月の佐賀県選手権（唐津）で２０１４年、誰よりも早く優勝を飾り、直後の唐津周年でも好走した。
【藤本太】峰竜太、売り出しの巻きとなったのはここ芦屋ですよ。Ｇ１初Ｖが５年前の九州ダービー。瓜生が落水し峰がイン逃げを決め九州Ｎｏ．１の座に付いた。
【坂本】スピード出世ですよ。あれよあれよという間にトップレーサーの仲間入り。すでにＳＧで７回の優出、昨年のオーシャンカップ（若松）は取ったと思ったけど、今年はきっとＳＧで勝つと思うよ。
【山口】７度の優出で２着と３着がそれぞれ２回あるよね。４回、舟券に絡んでいるのも凄いことだよ。ただ優勝戦に乗ったということじゃないからね。芦屋との相性の良さを考えると間違いなく見せ場をつくってくれると思う。
【川淵】以前、佐賀の選手から聞いたことがあるけど、唐津の水面と芦屋がよく似ている。水質も淡水だしペラ調整も合わせやすいのじゃないだろうか。峰もそうだけど深川真二や三井所尊春も芦屋ではエンジンを出すし活躍している。
【仙波】そう言えば深川は芦屋周年を取っているね。芦屋の水面は追い風が吹くとスタートが早い。これも唐津と似ている。ある選手から聞いた話だけど日本一スタートの早いのは追い風の唐津と言っている。この辺も注目ですよ。
【山口】やや長崎勢が手薄に見えるけど、大村担当としては長崎７人衆にも頑張って欲しい。「九州３県ドリーム」（２日目１２Ｒ）に赤坂俊輔と石橋道友が選ばれているけど優勝を狙える力は持っている。とくに赤坂は５６代の九州チャンピオン。昨年はＧ２とはいえ地元のＭＢ大賞で優勝している。
【近藤】初日の「福岡ＡＬＬ ＳＴＡＲドリーム」に出場する吉田弘文や岡崎恭裕も優勝争いに顔を出してくるよ。芦屋で常に好走しているのが吉田、エンジンもよく出す。仕上がった時の破壊力は魅力を感じますよ。岡崎は昨年１０月の一般戦でイン逃げを決めて優勝。すでにＳＧのタイトルを取っている岡崎なのに芦屋は初Ｖだったと聞かされ驚きましたよ。
【坂本】戦いの場が芦屋なら誰よりも燃えるのが川上剛と郷原章平。ともに芦屋で生まれ、芦屋で育った生粋の芦屋っ子。「ここで負けるわけにはいかない」。常に２人の口から出る言葉。近況、決して調子は良くないけど、正月レースでともに優出、存在をアピールした。燃える男、２人の走りに注目したいね。
【藤本太】当地ではモーター評価とは別にボートのチェックも忘れないように。淡水なのでボート差が大きい。とくに最近はよく感じる。
【坂本】言われてみればそうですね。浮力の関係もあると思うけど、海水より淡水の方が差が激しいと思う。
【藤本太】最近２場所を振り返っても凡機と言われた「６５」や「５３」が思った以上の走りをみせた。６５号機には正月レースで今井貴士が乗っていたけど想像以上に動いていた。この時、今井が付けていたのが２８番のボート。そして、この２８番はスポニチ金杯で５３号機の黒崎竜也が優勝戦まで勝ち上がった。
【山口】評価の低かった２機がいずれも２８のボートでパワーを取り戻したという分けだね。他にも同じような例があると思います。
【藤本太】その通り！私が評価しているのが４６番です。これはスポニチ金杯で平尾崇典が付けていたボート。最終日の平尾は展示タイムで６秒５２というぶっちぎりのタイムを計時した。そして、この４６番は前節、森秋光が付けていた。「このエンジンが戦えるのはボートの手助けでしょう」（森秋光）。この他でチェックしたいのが５６、６６、６３、５０です。一時期はエースボートと高い評価を受けていた２７は昨年の１０月に破損、修理が入って数字はあるけど今は目立たない。ボートのチェックもお忘れなく。
【坂本】昨年、大ブレークした今村暢孝を中心にした田頭実、藤丸光一らのベテラン陣。ボートレース界、Ｎｏ．１の実力者といわれる瓜生正義がデーンと構えている。峰竜太や前田将太といった若手の姿もあるからね。
【川淵】確かにレベルの高さは感じるけど、やっぱり瓜生の存在が際立つね。彼にはブランクがないよ。どこを走っても常に優勝候補に挙げられ、期待に応える走りをみせてくれる。
【山口】誰に予想させてもＶ筆頭は瓜生と言うでしょう。昨年、芦屋を３度走り、いずれも優勝している。そのひとつが周年、１１連勝の完全Ｖも飾っている。向かうところ敵なしだからね。
【近藤】そう言えば瓜生は徳山周年も初Ｖだったけど、芦屋も初めての優勝でした。走る機会が多い芦屋で勝てないのは七不思議と言われていたからね。一度、勝つと後はトントンとね。
【仙波】私も瓜生で異論はないけど、若い力に期待したいね。その筆頭格が峰竜太。正月の佐賀県選手権（唐津）で２０１４年、誰よりも早く優勝を飾り、直後の唐津周年でも好走した。
【藤本太】峰竜太、売り出しの巻きとなったのはここ芦屋ですよ。Ｇ１初Ｖが５年前の九州ダービー。瓜生が落水し峰がイン逃げを決め九州Ｎｏ．１の座に付いた。
【坂本】スピード出世ですよ。あれよあれよという間にトップレーサーの仲間入り。すでにＳＧで７回の優出、昨年のオーシャンカップ（若松）は取ったと思ったけど、今年はきっとＳＧで勝つと思うよ。
【山口】７度の優出で２着と３着がそれぞれ２回あるよね。４回、舟券に絡んでいるのも凄いことだよ。ただ優勝戦に乗ったということじゃないからね。芦屋との相性の良さを考えると間違いなく見せ場をつくってくれると思う。
【川淵】以前、佐賀の選手から聞いたことがあるけど、唐津の水面と芦屋がよく似ている。水質も淡水だしペラ調整も合わせやすいのじゃないだろうか。峰もそうだけど深川真二や三井所尊春も芦屋ではエンジンを出すし活躍している。
【仙波】そう言えば深川は芦屋周年を取っているね。芦屋の水面は追い風が吹くとスタートが早い。これも唐津と似ている。ある選手から聞いた話だけど日本一スタートの早いのは追い風の唐津と言っている。この辺も注目ですよ。
【山口】やや長崎勢が手薄に見えるけど、大村担当としては長崎７人衆にも頑張って欲しい。「九州３県ドリーム」（２日目１２Ｒ）に赤坂俊輔と石橋道友が選ばれているけど優勝を狙える力は持っている。とくに赤坂は５６代の九州チャンピオン。昨年はＧ２とはいえ地元のＭＢ大賞で優勝している。
【近藤】初日の「福岡ＡＬＬ ＳＴＡＲドリーム」に出場する吉田弘文や岡崎恭裕も優勝争いに顔を出してくるよ。芦屋で常に好走しているのが吉田、エンジンもよく出す。仕上がった時の破壊力は魅力を感じますよ。岡崎は昨年１０月の一般戦でイン逃げを決めて優勝。すでにＳＧのタイトルを取っている岡崎なのに芦屋は初Ｖだったと聞かされ驚きましたよ。
【坂本】戦いの場が芦屋なら誰よりも燃えるのが川上剛と郷原章平。ともに芦屋で生まれ、芦屋で育った生粋の芦屋っ子。「ここで負けるわけにはいかない」。常に２人の口から出る言葉。近況、決して調子は良くないけど、正月レースでともに優出、存在をアピールした。燃える男、２人の走りに注目したいね。
【藤本太】当地ではモーター評価とは別にボートのチェックも忘れないように。淡水なのでボート差が大きい。とくに最近はよく感じる。
【坂本】言われてみればそうですね。浮力の関係もあると思うけど、海水より淡水の方が差が激しいと思う。
【藤本太】最近２場所を振り返っても凡機と言われた「６５」や「５３」が思った以上の走りをみせた。６５号機には正月レースで今井貴士が乗っていたけど想像以上に動いていた。この時、今井が付けていたのが２８番のボート。そして、この２８番はスポニチ金杯で５３号機の黒崎竜也が優勝戦まで勝ち上がった。
【山口】評価の低かった２機がいずれも２８のボートでパワーを取り戻したという分けだね。他にも同じような例があると思います。
【藤本太】その通り！私が評価しているのが４６番です。これはスポニチ金杯で平尾崇典が付けていたボート。最終日の平尾は展示タイムで６秒５２というぶっちぎりのタイムを計時した。そして、この４６番は前節、森秋光が付けていた。「このエンジンが戦えるのはボートの手助けでしょう」（森秋光）。この他でチェックしたいのが５６、６６、６３、５０です。一時期はエースボートと高い評価を受けていた２７は昨年の１０月に破損、修理が入って数字はあるけど今は目立たない。ボートのチェックもお忘れなく。
