選手で最初に大役果たす なでしこ澤に「招致の顔」期待
2013年03月04日 19:28
五輪
米プロリーグでプレーした経験があり、英語力は魅力だ。国際サッカー連盟(FIFA)の2011年女子最優秀選手という実績も申し分ない。当初期待された陸上男子ハンマー投げの室伏広治選手(ミズノ)が、IOC選手委員選挙での当選無効をめぐり、スポーツ仲裁裁判所(CAS)でIOCと係争中という事情もある。
「まだ自信を持って五輪の意義を語れない。トレーニングが必要」との声がある一方、18年冬季五輪の平昌招致で大使を務めたフィギュアスケート女子の金ヨナ(韓国)と同様のアピール力があるとの見方も。今後について澤選手は「一番の仕事はサッカーをすること。時間が許す限り招致活動ができれば」と控えめに語った。