奈良 全仏3年連続初戦突破 相手が負傷棄権「運もあった」
2016年05月26日 05:30
五輪
世界91位の奈良くるみ(安藤証券)が3年連続の初戦突破を果たした。
同70位のアレルトバ(チェコ)に第1セットを落としながら挽回し、最後は相手が負傷で棄権。「運もあったが、一つ勝てて凄くうれしい」。昨オフは世界を転戦するエキシビションマッチ「IPTL」にフル参戦。ほとんどオフが取れず、モチベーションの維持に苦しんだため4月中旬から日本で約2週間、休養した。全仏欠場も考えたが「刺激のある生活に戻りたい」と10日ほど前に本格的に練習を再開し、出場を決めたという。「この勝利を次につなげたい」と語る目に闘志が戻っていた。