桑井の“家庭の味” 共働き家庭支えた早朝営業の弁当店
2016年06月22日 09:31
五輪
![桑井の“家庭の味” 共働き家庭支えた早朝営業の弁当店](/olympic/news/2016/06/22/jpeg/G20160622012825880_view.jpg)
桑井も幼少期から同店の弁当を食べて育ったが、特に頼りにしていたのが高校時代だ。朝練に合わせ、当時帯広市内の小学校に勤めていた法子さんの車で午前6時台に家を出発。店に立ち寄って弁当2つを購入し、1つは車中での朝食用、1つは弁当箱に移し替えて昼食用にしていたという。
都会なら昼前の開店が当たり前の弁当屋だが、土木関係者の多い土地柄とあり、早朝営業のニーズが高かったことが桑井家を助けた。桑井が親しみを込めて「おじちゃん、おばちゃん」と呼ぶ夫妻も、リオから朗報が届くのを待ちわびている。