リオデジャネイロ・パラリンピック第11日の17日、男子200メートル個人メドレー(知的障害)で17歳の中島啓智(千葉・中山学園高)が2分15秒46で銅メダルを獲得した。
中島は4番手で150メートルをターンすると、最後は得意の自由形で伸ばし、韓国選手を抜いてメダルを手にした。初のパラリンピック出場で、自己ベストを大幅に更新しての表彰台。中島は「ずっと入賞でいいと思っていたけど、メダルを取れてうれしく思う。ラストスパートで一気にたたみ込もうと挑戦した結果、銅メダルを獲得できた。頭が真っ白になりながら、全力で泳いでいた」と喜んだ。(共同)