札幌を待つ厳しい現実 人件費削減で“草刈り場”の可能性も

2012年09月30日 09:21

サッカー

札幌を待つ厳しい現実 人件費削減で“草刈り場”の可能性も
<川崎F・札幌>試合終了後、サポーターたちに詰め寄られる札幌・矢萩社長
J1第27節 札幌0―1川崎F
(9月29日 等々力)
 J1札幌は29日、川崎Fに0―1で敗れ、京都に並ぶ4度目のJ2降格が決まった。MF河合竜二主将(34)らを中心に相手の猛攻に耐えたが、後半35分に失点し、力尽きた。残り7試合時の降格は、07年の横浜FCと08年の札幌(残り5試合時)を更新。また9月降格はJ史上初となった。

 来季、札幌には厳しい現実が待ち受けている。今季のチーム人件費はJ1でも最低クラスの約5億円。ただ、J2に降格し減額となる見込みのため、現有戦力を維持するのは難しい状況だ。他チームの草刈り場になる可能性もある。三上強化部長は「厳しい戦力になる可能性はある。若手主体なのか、ベテランなのか。これから決めたい」と話した。

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