“超人”長友 気温35度関係なし「最後まで動けた」

2012年11月15日 06:00

サッカー

“超人”長友 気温35度関係なし「最後まで動けた」
<オマーン・日本>抜群のスプリント力でDFを振りきる長友
W杯アジア最終予選B組 日本2―1オマーン
(11月14日 マスカット)
 これぞ日本代表・DF長友佑都の真骨頂だ。気温35度を超す酷暑も、完全アウェーの雰囲気も関係ない。前半20分、一気にスピードに乗ると、今野の浮き球のパスに反応。相手DFを振り切り、左足でゴール前の清武に合わせ、先制ゴールをアシストした。

 「脳をコントロールしたい。ネガティブな要素が頭の中を埋めてしまうと体が動かなくなる」と長友。条件が過酷なほど、ポジティブ思考を発揮する。同36分には全速力で自陣ゴール前まで戻りピンチからチームを救った。「心身をコントロールできたから最後まで動けた」と胸を張った。

 それでも満足には程遠い。左膝負傷で離脱中の香川に勝利を約束した一戦。「もしスペインだったらもっと点差を付けられたと思う。(香川には)イタリアに帰ったら報告します!」。目指すのはあくまで世界の頂点と言わんばかりだった。

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