浦和に厳罰の理由は「社会的影響の大きさ」村井チェアマンがコメント

2014年03月13日 13:41

サッカー

浦和に厳罰の理由は「社会的影響の大きさ」村井チェアマンがコメント
会見で厳しい表情を見せる村井チェアマン
 8日の鳥栖戦で一部サポーターが掲げた「JAPANESE ONLY」(日本人以外お断り)の横断幕が差別的だったとして、浦和に「けん責」と「無観客試合の開催」という制裁を下したJリーグの村井満チェアマン(54)は13日、制裁に対するコメントを発表した。
 村井チェアマンは「Jリーグを統括するチェアマンという立場として大変遺憾に存じます。そして今回、不快な思いをされた皆様、日本サッカー界の地位向上を目指して日頃よりJリーグを支えていただいている皆様、そして応援してくださっている皆様に、深くお詫び申し上げます」と謝罪。自身が厳しい制裁内容を裁定委員会に諮問し、その答申を受けて最終決定したこと報告した。

 また「その行為を行った側がどういう考えに基づいていたのかということではなく、受け手がどのように感じたかということに目を向けるべきであると思っています」との見解を示し、「社会的影響は想像以上に大きく、Jリーグおよび日本サッカー界全体のブランドイメージを大きく毀損していることは、もはや明白」と厳罰の理由を説明。

 浦和は過去にも一部サポーターのトラブルが複数発生し、クラブが制裁を受けており、「浦和レッズには、今回の制裁内容を従来にも増して重く受け止め、再発防止の徹底に努めるよう強く求めました」とし、「JリーグやJクラブに関わる全ての関係者、ファン・サポーターの方々とともに、今回の事象をきっかけにJリーグのこれからのあるべき姿を今一度、見つめ直していきたいと思います」と結んだ。

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