湘南・山田 前節柏戦について「シーズン終盤の湘南なら守り切れた」と分析

2024年05月17日 18:14

サッカー

湘南・山田 前節柏戦について「シーズン終盤の湘南なら守り切れた」と分析
湘南・山田 Photo By スポニチ
 湘南のベテランMF山田直輝(33)がメディア対応し、前節の柏戦の逆転負けについて、「シーズン終盤の湘南なら守り切れた。まだ終盤の戦い方を再現できてないと感じた。毎年終盤戦は負けなくなる。こ々数試合はそれが表現できていたが、柏戦は2失点、まだ甘い」と、厳しい目で分析した。
 たしかに湘南は毎年、J1で残留争いをしながらしぶとく残留している。とくに後半戦になるとがぜん勝利を重ね、6年連続のJ1残留に結びついている。その強さが1年間を通して出ないところを課題にあげた。

 山田は終盤戦の強さの秘けつを「簡単に言うと選手ひとりひとりが勝つことにこだわってプレーする。監督がやりたいサッカーを表現するのだが、チームを同じ方向に向かせるのは監督だが試合に出るのは選手、最終的には選手の判断」と見ている。それが中々出なかったところが低迷の原因というわけだ。

 4月24日にルヴァン杯でJ2秋田に敗れ、そのままチームは札幌に移動して27日に札幌と対戦、大半の選手を遠征に同行させてミニキャンプを行いながらの遠征だった。札幌に0-3から追いつき、ここからチームが上向きになったが、秋田戦後に選手だけで話し合って、意見をぶつけ合うなど、いいきっかけがあったという。「今までは監督任せ、監督にすべて任せているところがある。試合に出ているのは選手で、表現したいことは監督が示し、その上で自分の判断が必要。いい方向に向かっていると思う」

 いろいろと話し合える雰囲気をつくれるベテランがいる強み。例年より早くきっかけがつかめるか。

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