“らしさ”見せた!岡崎「ギリギリ狙って」こぼれ球押し込み7点目
2014年12月01日 05:30
サッカー
日本代表FW岡崎慎司(28)が29日のアウェー・シャルケ戦で今季7ゴール目を決めた。絶妙な位置取りでこぼれ球を押し込む“らしい”形で、リーグ戦3試合ぶりの得点。暫定の得点ランクトップタイに返り咲いた。試合は1―4で敗れて5試合ぶりの白星とはならなかったが、フル出場で孤軍奮闘したストライカーが好調を印象付けた。
【岡崎 日程と成績 ブンデスリーガ動画 順位表 得点ランク】
事もなげに見えるゴールに、岡崎の長所が凝縮されていた。0―2の前半44分、マインツがカウンターを仕掛ける。中央で岡崎が猛烈なフリーランを仕掛け相手DF2人を引きつけると、左サイドでボールを受けたアラギが右のベルにパス。その隙にできたDFの微妙なズレを見逃さなかった。ベルにチャージにいったDF2人の裏のスペースを取った岡崎は、最終ラインギリギリでフリーとなってこぼれ球を右足で冷静に沈めた。
「オフサイドかなとは思っていたけど(ラインの)ギリギリを狙っていたから、ああいうところで取れた」。得点への嗅覚と絶妙なポジショニングが生んだ今季7点目。暫定ながらリーグ得点ランクトップに返り咲いた。それでも、自身のゴールで一時は1点差に詰めたが、チームは1―4で黒星。「勝ちにつなげられるように、ゴールをもう1点取れるようにしたい」。孤軍奮闘したが、勝利に導けなかったことで満足感はなかった。
今季でドイツ挑戦5シーズン目。得点にこだわった昨季は欧州主要リーグの日本人最多15ゴールを記録した。「自分がゴールを取れる人間だと周りの人から認識してもらっている」と変化を強調する。だからこそ、さらなる成長を目指している。「点を取ることにこだわり続けるのは昨シーズンやれた。だから、今はまだ、自分を変えたいと思っている」。チームは5試合連続で白星なし。「どうやったらチームを救えるか。チームがうまくいくために点を取るのが課題」と、勝負強いFW像を模索中だ。
来年1月に連覇の懸かるアジア杯を控える日本代表では、11月18日のオーストラリア戦で華麗なヒール弾。代表通算40ゴールに到達した。好調を維持するストライカーが、また一つ得点を積み上げた。
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