プレミアリーグを除く欧州主要リーグの夏季移籍期間最終日となった31日、書類提出遅れによりマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デヘア(24)のレアル・マドリードへの移籍が不成立となった。
レアルが発表した声明によると、レアルはデヘアの代わりにコスタリカ代表GKナバスをマンUへ放出することで両クラブが合意。スペインの移籍締め切りは9月1日午前0時で、レアルは契約書を31日午後11時32分にマンUへ送付。マンUは同53分にナバスの代理人と合意し、午前0時に登録を完了させたという。しかし、レアルに書類が届いたのは0時2分で、FIFAの移籍システムにアクセスしても登録できなかった。UEFAも移籍却下を発表し、レアルは「必要なことは全てやった」とマンU批判をにじませた。
この日はサンプドリアのMFソリアーノとナポリのDFスニガのトレードも、不備のあった書類の再提出が締め切りに4分遅れ不成立となった。