J1経験チーム初のJ3降格…大分・青野社長おわび「不甲斐ない闘い」
2015年12月06日 22:43
サッカー
J1経験チーム初となる来季のJ3降格が決まったJ2大分は6日、クラブの公式サイトを更新。青野浩志社長(59)の名前で「今季の不甲斐ない闘いに対して心からお詫び申し上げます」と謝罪した。
「大分トリニータを応援してくださる皆様へ」と題された声明文で青野社長は「最後の最後まで、皆様の熱い声援をいただいたにも関わらず、J3降格という結果になり20年を超えるトリニータの歴史のなかで、今季の不甲斐ない闘いに対して心からお詫び申し上げます」と謝罪。「今季の結果を真摯に受け止め、決して同じ轍は踏まないとの強い思いで、1年でのJ2復帰を絶対条件として準備をしてまいります。今後とも、大分トリニータへのご支援・ご声援をお願い申し上げます」と続けた。
J2リーグ戦で21位に終わった大分は同日、ホームの大分銀行ドームで行われたJ2・J3入れ替え戦第2戦でJ3の2位・町田と対戦。1―2で敗れたアウェーでの第1戦に続いて第2戦もPKによる1点で0―1と敗れて2連敗を喫し、クラブ初のJ3降格が決定した。
最下位に沈んでいた6月に田坂和昭前監督(44=前J1清水監督)を解任。後任に強化・育成部長を務めていた柳田伸明監督(44)が就任して最下位からは脱出したが、最後に4連敗を喫して入れ替え戦に回る21位でシーズンを終了し、最終節後には青野社長が成績不振を理由に年内で引責辞任することを表明。この日の入れ替え戦第2戦後には柳田監督の今季限りでの退任も発表していた。
大分は13年にはJ1で戦っており、そこからわずか2年でのJ3降格。J1経験チームのJ3降格は史上初で、国内主要タイトル獲得チーム(08年ナビスコ杯優勝)のJ3降格も史上初の屈辱となった。
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