日本勢ACL全滅!最後の砦・浦和も8強ならず、2年ぶり7度目屈辱
2016年05月25日 22:25
サッカー
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は25日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、浦和はFCソウル(韓国)とアウェーで対戦。0―1で突入した延長戦は激しい点の取り合いの末2―3で終了し、2戦合計3―3でPK戦へ突入。8人目の駒井が外して6―7で落とし、2008年以来8年ぶりとなるベスト8進出を逃した。
24日にはFC東京が上海上港(中国)に敗れて敗退が決まっており、これで日本勢のACLは全滅。ベスト8に1チームも残れないという2014年以来2年ぶり7度目の屈辱を喫する結果となった。
浦和は18日にホームで行われた第1戦で、宇賀神のクロスがそのままゴールに吸い込まれるラッキーな形で決勝点を奪い、1―0で勝利。引き分け以上で8強に進める優位な状況で第2戦に臨んでいた。
だが、前半29分、これまで堅守を誇っていた遠藤が自陣ゴール前でアドリアーノにパスカットされ、パスを受けたダムヤノビッチに決められるという悪夢のような形で先制点を献上。延長前半4分にはチュ・セジョンのスルーパスを受けたパク・チュヨンのグラウンダーでの右クロスをアドリアーノに決められて、決定的と思われる2点目を失った。
ところが、ここから浦和が驚異的な粘りを見せた。延長後半7分に李が頭で押し込み、2戦合計2―2とすると、同10分には李が今度は左足で押し込み、ついに2戦合計3―2と逆転。劇的な8強進出を決めたかに思えた。だが、ロスタイム突入後の延長後半17分に痛恨の失点を喫し、2戦合計3―3で勝負はPK戦へ。後攻FCソウルの3人目が外し、浦和は5人目のキッカーが決めれば勝利を手中にするところだった。だが、GKながら5人目に早くも登場した西川が止められ、4―4でPK戦はサドンデスへ。そして、8人目の駒井も止められて6―7で敗れ、日本勢最後の砦を守ることはできなかった。
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