目指せPPAP!ブレーク信じ鍛錬続ける「和製ダビド・シルバ」
2016年11月02日 09:00
サッカー
プロ1年目の今季、ルヴァン杯では3試合に出場、リーグ戦でも10月1日の甲府戦でデビューを飾った。順調な成長曲線に見えるが、思うように試合に出場できない経験は和田のサッカー人生で初めて味わう壁だった。既にJ1で22戦に出場している遠藤にもやや遅れを取った。「これほど試合に出られない経験は初めて。挫折というよりも壁ですね。ただ出られないからこそ、客観的に自分を見ることが出来た。そこはポジティブに考えてます」。
意識的に取り組むのが土台の強化だ。プロの試合で戦える体力を身につけるため、走り込み、筋トレに力を注ぐ。さらに「ボールを持てば負けない自信はあるので、ボールがない時のポジショニング、オフ・ザ・ボールでのプレーの質を上げることを心がけています。試合の中で消える時間がないように」。近い将来のブレークを信じ、地道な鍛錬を続けている。
ユース時代の14年8月、横浜のパートナーシップ提携の一環でマンチェスター・シティのU―18に短期留学。その際、現地メディアから「ダビド・シルバ2世」と報じられ、サッカーの母国でも高い将来性は評価された。今年のファン感謝イベント「トリコロールフェスタ」では大観衆の前で、ピコ太郎の「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」を完コピして爆笑を誘うなど度胸も満点だ。東京世代の強化が本格化する今後、ピッチ上でも是非「(P)パワーアップした(P)プレーで(A)エースにふさわしい(P)パフォーマンス」を目指して欲しい。
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