FC東京 GK林、ハリル監督も注目する1メートル95“管制塔”
2017年02月06日 07:57
サッカー
サイズを生かしたセービングが持ち味だが、最後方の“管制塔”としての役割も求められる。DF陣に森重主将、丸山と代表選手がいながら昨季は大量失点を喫する試合もあった。その映像を見た林は最終ラインのズレやプレスのタイミングなど多くの課題を発見。「モリゲ(森重)に強く言える存在がいないと」。1月の沖縄キャンプから積極的かつ的確なコーチングで存在感を示した。同じ87年5月生まれの森重は「変えていくからどんどん言ってくれ」と話しているという。
昨季9位に甘んじたFC東京は初のリーグ優勝へピンポイント補強を行った。得点力のあるFW大久保、左足のプレースキッカーDF太田、スピードのあるFW永井、司令塔のMF高萩…。既存戦力も含めて青赤軍団には日本代表クラスがズラリとそろい「個性が強くてまとめるのが大変」と笑う。使命感に満ちた29歳の守護神の働きが、浮沈を握っている。(大和 弘明)
◇林 彰洋(はやし・あきひろ)1987年(昭62)5月7日、東京都東大和市生まれの29歳。流通経大柏(千葉)、流通経大を卒業後、プリマス・アーガイル(イングランド)、シャルルロワ(ベルギー)を経て、12年に清水に入団。13年途中から鳥栖でプレーした。J1通算144試合に出場。国際Aマッチ経験はないが、日本代表には何度も選出されている。08年北京五輪、12年ロンドン五輪ともバックアップメンバー。妻はモデルで女優の広村美つ美(27)。1メートル95、89キロ。利き足は右。
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