鹿島まず1冠 17年も勝負強い!追いつかれても最後は優磨V弾
2017年02月19日 05:30
サッカー
若きストライカーの背番号は今季、34から鈴木隆行や大迫勇也らがつけていた9に変わった。重い責任がある背番号だけに「自分が入ってから2失点は初めて。納得していない」と全てに納得はしていないが、「FWは結果を出してこそ」と決勝ゴールの活躍には胸をなで下ろした。エース金崎だけでなくペドロ・ジュニオールや金森ら新戦力がそろう攻撃陣は先発争いの最激戦区。練習試合を含め今季6戦6発とアピールする20歳は「日本人は歴代凄い選手がつけている。それに恥じないようにしたい」と勝利にも気を引き締めた。
タイトル獲得がチームを強くすることは、誰もが理解している。試合前のミーティング。石井監督は「今年は全部のタイトルを獲りにいく。その弾みになるよう、このタイトルを獲って帰ろう」と覚悟を伝えた。昨季はJ1王者から世界2位まで躍進。2週間と短いオフからスタートした今季、タイ、宮崎での14日間で5試合をこなす急ピッチの仕上げながら、最初のタイトルはつかんだ。前日練習はセットプレー、PKまで抜かりなく確認。短時間でも最善の準備が勝利を呼んだ。
昨季J1、天皇杯の2冠からさらなる高みを目指す。DF昌子は言った。「クラブW杯(決勝)のリベンジがある。それに向かって1つ目のタイトルが獲れて良かったけど、すぐに切り替えないといけない」。21日にACL初戦、25日にはJ開幕戦が待つ。常勝軍団は世界No・1クラブの称号を本気で奪いにいく。
≪最多6度目V≫鹿島がスーパー杯最多6度目の優勝(2番目は広島4回)。これで09年から9年連続Jリーグ王者の優勝となった。鹿島は同杯10度目の出場で通算6勝4敗。4敗のうち3敗はPK負けで、90分での敗戦は01年(●0―3清水)だけ。この大会での無類の強さを誇る。一方、浦和は07、15年に続いて3連敗(通算1勝3敗)となった。2得点しながら90分内での敗戦は97年のV川崎(●2―3鹿島)以来、20年ぶり2チーム目だ。
おすすめテーマ
2017年02月19日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
小林祐希、フル出場 チームは惜敗
-
チーム待望のボランチ 甲府MF小椋、躍進に意欲「レスターも優勝した」
-
酒井高徳 2点目をアシスト チームはドロー
-
長谷部233試合目!奥寺氏の日本選手最多出場記録にあと1
-
鹿島まず1冠 17年も勝負強い!追いつかれても最後は優磨V弾
-
鹿島・遠藤、FK弾含む2発も反省忘れず「内容が良くなかった」
-
浦和、自滅で雪辱失敗 逆襲ムード壊した…遠藤痛恨バックパス
-
U18J選抜・久保“情けない”前座試合で高校選抜に0―4大敗
-
FC東京・大久保、開幕照準「残り1週間で最終調整したい」
-
C大阪、完封締め 尹監督の守備戦術バッチリ!「うまくいった」
-
清武、開幕微妙…右臀部から右太腿裏違和感で19日にも精密検査
-
横浜FW富樫、6戦5発で開幕戦アピール「少しはしゃぎすぎた」
-
G大阪・藤春、左足内出血も出場意欲 ACLへ豪州移動
-
横浜FCカズ、19日実戦復帰 左足親指負傷も「大丈夫!」
-
柴崎、復帰メド立たず 監督は長期治療を示唆「急いでいない」
-
アウクス宇佐美、初フル出場も不発反省「枠に飛ばしていきたい」