長谷部が帰国 エチオピア訪問報告も「幸せの価値観を考えさせられた」

2017年06月02日 15:03

サッカー

長谷部が帰国 エチオピア訪問報告も「幸せの価値観を考えさせられた」
ドイツでのシーズンを終え帰国したフランクフルトの長谷部 Photo By スポニチ
 フランクフルトのMF長谷部誠(33)が2日、成田空港着の航空機で帰国した。ドイツでのシーズン終了後、先月29〜31日にかけては、昨年12月に就任した日本ユニセフ協会大使としてエチオピアを訪問。自身の公式サイトを通じて支援するユニセフ予防接種事業の“現場”を自らの目で視察して回った。
 「はしかのワクチンを支援させてもらっているのですが、道なき道を進んだ先の村、集落まで行き、どのように(ワクチンが)届けられているのかを見て来ました。エチオピアの環境の厳しさは挙げれば切りがありませんが、それでも幸せそうに生活されてた。人間性の素晴らしさに感銘を受けた。幸せの価値観を考えさせられました」と話した。

 またドイツで10年目となった今シーズンに関しては本職のボランチだけでなくセンターバックでの起用にも応えるなど新境地を開拓した一方、3月11日のバイエルンM戦で右膝を負傷し「少し尻すぼみに終わってしまった」と振り返る。それでも3月22日には内視鏡による右膝の軟骨除去手術を受け、その後の経過、リハビリは順調そのもの。既にランニング、ボールを使った練習も始めており「来季の開幕までは10週ほどあるので楽観視してます」と表情は明るかった。

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