アーセナル マンU撃破で暫定首位を死守!白熱の優勝争いは最終節決着へ 冨安は3戦連続フル出場

2024年05月13日 02:24

サッカー

アーセナル マンU撃破で暫定首位を死守!白熱の優勝争いは最終節決着へ 冨安は3戦連続フル出場
<マンチェスターU・アーセナル>後半、MFカゼミロ(右)らと競り合うDF冨安(ロイター)
 【プレミアリーグ第37節   アーセナル1―0マンチェスターU ( 2024年5月12日 )】 20年ぶりのプレミアリーグ制覇を目指すアーセナルが12日、敵地でのマンチェスター・ユナイテッド戦に1―0で勝利。リーグ戦5連勝を飾り、マンチェスター・シティーを抜いて暫定首位の座を守った。日本代表DF冨安健洋(25)は3戦連続フル出場で完封に貢献した。
 白熱の優勝争いは前日に2位マンチェスターCが勝利し、勝ち点85に伸ばし暫定首位に浮上。残り2試合を残した3位リバプール(勝ち点78)は2連勝してもマンチェスターCを上回れなくなったため、逆転優勝の可能性が完全消滅。勝ち点83のアーセナルとしても、この試合引き分け以下に終わってしまうと20日の最終節を待たずに優勝を逃す可能性もある状況に追い込まれた。

 勝ち点3必須の大事な一戦でDF冨安は4戦連続のスタメン出場。左サイドで対峙するFWディアロに密着マークで食らいつき、攻撃では前線に飛び出すなど積極的な姿勢を見せ、前半28分には相手DFに防がれたがミドルシュートを打つ場面もあった。

 試合は前半20分、DFラインを上げきれなかった相手のスキをFWハーバーツが見逃さず。スルーパスから右サイドを突破し、敵陣深い位置からマイナス方向へグラウンダーのクロス。これをFWトロサールが右足で押し込み、待望の先制ゴールが決まった。

 1点リードのまま迎えた後半では互角の攻防を展開。互いに好機を迎えたが守備陣の奮闘もありゴールは生まれず。それでも虎の子の1点を最後まで守り切って、優勝へ望みを繋げる大きな1勝を手にした。

 5連勝を飾ったチームは勝ち点を86に伸ばし、マンチェスターCを抜いて暫定首位を死守。残り1試合となり、最終節を首位で迎えられるかどうかは14日のトットナム―マンチェスターC戦の結果しだいに。

 残り2試合を残すマンチェスターCが敵地トットナム戦で負けると、最終節アーセナルに自力Vの可能性が浮上。もしくは引き分け勝ち点86で並ばれても得失点差で上回っているため有利な状況となる。もしマンチェスターCがトットナム戦に勝利した場合は2位に転落し、首位を勝ち点2差で追う厳しい状況で迎えなければならない。いずれにせよ、アーセナルがマンチェスターUを下したことで優勝の行方は最終節までもつれることになった。

<プレミアリーグ上位3チーム暫定順位表>
1位アーセナル 27勝5分け5敗 勝ち点86 得失点差+61
2位マンチェスターC 26勝7分け3敗 勝ち点85 得失点差+58
3位リバプール 23勝9分け4敗 勝ち点78 得失点差+43

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