【天皇杯準々決勝 C大阪2―0大宮 ( 2017年10月25日 金鳥スタ )】
リーグ戦では出場機会の少ない控え組で、C大阪が6年ぶりとなる4強進出を決めた。前半23分、DF田中のクロスに対してMF福満が「自分でもビックリ」というバックヘッドで合わせ、4回戦の名古屋戦に続く2戦連続得点。後半9分にプロ2年目のFW沢上が今季初ゴールを奪えば、守備陣は無失点でしのぎ切った。
直近のリーグ甲府戦から先発10人を入れ替えたとはいえ、このメンバー主体で臨んだ天皇杯やルヴァン杯はいまだ無敗。「クオリティーはリーグ(のメンバー)に劣るけど“チームのためにやる”ところは負けていない」と話した元日本代表DF茂庭は「そこが技術を上回っている部分」と続けた。川崎Fが敗れたため、3冠の可能性を残す唯一のクラブにもなった。