カズ「必死」初心回帰51歳シーズン 練習に初合流
2018年01月25日 05:30
サッカー
カズの言う「あの頃」とは93年5月の開幕戦、Jリーグが産声を上げた頃を指す。「何とかサッカーを見てほしくて必死だった」。四半世紀を経てクラブ数は10→54へ、劇的な発展を遂げた。だが根本を忘れてはならない。Jリーグ25周年を迎えた今、カズは原点に立ち返っていた。
今年6月にはW杯も待つ。「永遠の夢。今、日本代表レベルの実力はないので、少しでもそのレベルに近づきたい」とカズ。年末年始のグアム自主トレでは近年で最も走り込んだ。横浜での練習も初日からエンジン全開。自然と力が入った。
この日は京都時代の00年に、遠藤保仁や朴智星(パクチソン)(元韓国代表)らと一緒に寮生活を送った松井も合流。早速、2ショットを披露すると「で、朴智星はいつ来るの?」とカズ。すかさず「引退してます」と松井。軽妙なボケとツッコミで笑わせる場面もあった。50歳、前人未到のプロ33年目に突入したカズが初心に帰って本格始動した。