岡山、3年ぶりの首位!指揮官「運があれば、勇気が出る」
2018年03月21日 18:41
サッカー
1―1のドローに終わった前節・松本戦からスタメン5人を変更。だが長沢徹監督(49)は「このゲームに沿った選手が出ていただけ」と強調する。イメージしたのは球際での攻防。「きょうの試合は一歩踏み込めるかどうかが大事だった」。その言葉通り、レンゾ・ロペスや元日本代表DF闘莉王とのエアバトルでは自由にやらせなかった。指揮官は「運が良い」と謙遜したが、同時に「運があれば勇気が出てくる」とし「勇気があれば、あと一歩分の踏み込みや(相手シュートシーンで)視界に飛び込んでいけるようになる」と続けた。その些細な“一歩”が、また“運”を呼び込んでいる。
「これが最終節なら非常に嬉しいんだけど」と笑わせた指揮官。首位浮上にも浮かれた様子はない。「きょうの勝利を価値あるものにするかどうかは次のホームでの試合次第」。次戦の相手は降格組の甲府。ここに勝てば、悲願のJ1昇格へさらなる勢いが付く。