感極まって涙 ブッフォン 名門でのラストマッチは白星

2018年05月20日 00:25

サッカー

 【セリエA最終節   ユベントス2―1ベローナ ( 2018年5月19日 )】 レジェンド守護神が名門ユベントスでのラストマッチを白星で飾った。17日に今季限りでの退団を表明した元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(40)が今季最終節のホーム・ベローナ戦に先発出場し、2―0の後半18分までプレー。交代の際には笑顔でピッチのチームメート全員と抱き合い、キャプテンマークはMFマルキージオに託した。
 地元サポーターから盛大なスタンディングオベーションを受けながらピッチを去ると、感極まって涙。試合後にスタンド最前列のサポーターと握手をして回る姿に、誠実な人柄がにじんだ。

 95年に17歳でパルマでプロデビュー。01年に移籍したユベントスで17シーズンにわたってプレーし、今季まで7連覇を含む9度のセリエA制覇、5度のイタリア杯優勝に貢献してきた。セリエA歴代2位の640試合目の出場で、不惑の背番号1は衰えないプレーぶりを披露。前半16分には鋭いシュートを左に飛んでセーブするなど、4度の守備機会でゴールは許さなかった。

 今後の注目は移籍先。17日の会見で「いくつか興味深いオファーを受けている。2、3日ゆっくり考えて来週にも決断したい」と話していた。フランス1部のパリ・サンジェルマン、プレミアリーグのリバプール、マンチェスター・ユナイテッドなどが候補と報じられている。一時は引退の意向を示していた名手のプレーを、来季も見ることができそうだ。

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