川崎F 大島が先制演出、連敗止めて代表合流へ「最後まで残りたい」

2018年05月20日 18:55

サッカー

川崎F 大島が先制演出、連敗止めて代表合流へ「最後まで残りたい」
<川崎・清水>前半、川崎F大島は軽快な動きを見せる Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第15節最終日   川崎F3―0清水 ( 2018年5月20日    等々力 )】 川崎Fは20日、ホームで清水と対戦し3―0で勝利。ホーム・等々力での連敗を2でストップした。日本代表MF大島僚太(25)はボランチで先発し、交代する後半43分までプレー。チームの3―0勝利に貢献し「ホームでリーグ戦では連敗していたので、絶対に勝ちたいという気持ちを全員が持っていた」と笑顔で振り返った。
 前半14分にはペナルティーエリア内に走り込んだMF長谷川に絶妙なスルーパス。長谷川のループシュートは惜しくも枠を外し得点にはつながらなかったが、0―0の前半19分には先制点の“お膳立て”。ゴール前でファウルを奪い、そのFKを中村が直接たたき込んで先制点を奪った。大島は守備でも献身的に走り回り完封劇に貢献した。

 W杯に向けた日本代表の予備登録35人に入り、18日に発表されたガーナ戦に向けたメンバーにも選出。国内組は3日間の休養が与えられ24日からの合流となるが、大島は「しっかり休んで、最後の選考まで残りたい」と力を込めた。

 W杯は「02年日韓大会で初めて見た」という川崎Fの若き司令塔は、主力として16年リオ五輪に出場。欧州では同年代でW杯に出場している選手が多いことも知った。「そこでW杯に立ちたい、経験したいという気持ちになった」。昨年末のE―1選手権、さらには3月の欧州遠征のマリ戦でも負傷交代。それだけに「もうケガはできない。そういう準備をしたい」と強調する。今や川崎Fに絶対不可欠な存在になった司令塔が、今度は活躍の舞台を世界に移す。

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