大迫&乾が代表に提言「海外で成長」「監督は8年続けるとか」

2018年07月16日 05:30

サッカー

大迫&乾が代表に提言「海外で成長」「監督は8年続けるとか」
イベント参加者と2対2のエキシビションマッチをする乾(左)と大迫(右)=撮影・小海途 良幹 Photo By スポニチ
 W杯ロシア大会でともにゴールを決めた日本代表のMF乾貴士(30=ベティス)、FW大迫勇也(28=ブレーメン)が15日、アドバイザリースタッフ契約を結ぶアシックスジャパンが都内で開催したイベントに登場。エキシビションマッチでは華麗なテクニックを披露する一方、未来の日本サッカーへ、貴重な提言を残した。
 セクシーで半端ない提言だった。W杯を沸かせた2人の侍が、エキシビションマッチに登場。大迫が文字通りの“半端ない”シュートでどよめかせれば、乾は感激で泣きだす女性ファンに「泣いてくれるくらい喜んでくれた。凄くうれしいです」と笑顔を見せた。それでも話題が未来の日本サッカーに移ると2人の表情は一変した。

 乾は日本代表の監督像に言及。「あの悔しさを知ってる人がやるべき。あの中にいた人が監督になれば日本サッカーのためになると思う」。W杯ごとに監督が代わる慣例に異を唱える。今回、多くの選手がブラジル大会の悔しさを糧にした。指揮官にもロシアでの無念を知る人を――。「8年続けるとかも面白いと思いますけど」と持論を展開した。

 大迫は海外移籍のススメを説いた。この日、ベルギー移籍を決めた植田が欧州に飛び立った。大迫は「凄くいい判断」と言う。「海外では誰も助けてくれない。うまくいかないことも多い。もがきながら、選手としても人間としても成長するんです。僕自身、周りに左右されず、自分を出せるようになった」と実感を込めた。

 2人は新シーズンを新天地で迎える。「ベルギーは強かった。でも埋められない差ではない」と乾。名門ベティスで世界との差を埋め、さらなる飛躍を目指す。一方の大迫は古豪ブレーメンへ。「まず目に見える結果を出す。それが周囲に認めてもらう近道」と話した。今後も日本をけん引すべく、両雄はセクシーで半端ない気概に満ちていた。

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