森保兼任監督 初陣白星も三笘弾だけ…「追加点奪いたかった」
2018年08月15日 05:30
サッカー
![森保兼任監督 初陣白星も三笘弾だけ…「追加点奪いたかった」](/soccer/news/2018/08/15/jpeg/20180815s00002014077000p_view.jpg)
ただ、課題はあった。清水などを率いた行徳監督が指揮するネパールは、森保監督が「さすが」と感嘆するほど日本を徹底分析。ほぼマンマークで張り付き、多い時には最終ラインに6人が並んだ。幸先よく前半7分にMF三笘が先制した後、日本は渡辺、三笘からのパスにFW上田が抜け出す形でチャンスをつくるが、決めきれない。シュート22本で1点止まり。「2点目、3点目を取れるチャンスは十分につくれていたので、そこで試合を決めきる追加点を奪いたかった」と悔やんだ。
主将のMF三好をはじめ、11日にJ1、J2の試合に出場した選手もいた。練習期間が少なく、連係を高める時間もなかった。決勝点を奪った三笘は、攻めあぐねた課題について「仕掛けるところの意識を合わせていかないと」と反省。その一方で、「2戦目3戦目の試合でお互いにコミュニケーションを取りながらやっていければもう少し高めていける」と改善への期待を寄せる。
アジア大会は23歳以下に3人のオーバーエージで臨めるレギュレーションだが、U―21で臨む日本は、先発の平均年齢が22歳のネパールのように今後も年齢の高い国を相手にする機会が多い。息つく暇もなく、16日には中1日でパキスタン戦が待つ。最大19日間で7試合を戦う今大会は、東京五輪本番に向けた予行練習という位置づけ。目指すは10年広州大会以来、2大会ぶりの頂点だ。格下相手に攻めあぐねた反省も生かしながら、切り替えて次戦に向かう。
▼日本協会・田嶋会長 勝ち点3を取れたのは良かった。森保監督の長所はチームづくりにたけているところ。この世代には良い選手がたくさんいる。今大会に呼べなかった選手もいるでしょうし、全体の大きな枠としてしっかり見て、再来年の東京五輪にしっかり合わせてやってもらいたい。
おすすめテーマ
2018年08月15日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
主将・三好 攻撃のテンポ反省「数点奪えるチャンスがあった」
-
初瀬 高精度左足で持ち味65分間 クロス、CK、FK魅せた
-
ネパール 堅守で健闘、元清水・行徳監督「悪い結果ではない」
-
本田 ボランチ志願 五輪OA枠目指しメルボルンV監督に直訴
-
西野氏“本田監督”に辛口エール「カンボジア激変するかも」も…
-
中島 開幕戦フル出場、躍動も黒星 スルーパス、クロスで演出
-
鹿島 ジーコ氏をコーチ登録、試合時ベンチ入り可能「改善を」
-
神戸 世界一コンビ連続競演へ フル稼働で首位・広島撃ち狙う
-
川崎F エース小林、3年連続2桁弾だ、最近5戦5発の絶好調
-
浦和DF岩波“憧れの人”大久保止める「一番やりがいがある」
-
横浜 ブラジル人DFチアゴ・マルチンスを獲得 期限付き移籍
-
C大阪 離脱者相次ぐ 柿谷と山村に続き福満、梁ドンヒョンも
-
G大阪 今野&藤春、19日復帰か 宮本監督「出られる状態」
-
J2大宮 大前、連勝誓う 前節初ハット「得点して勝てれば」