JFL 今季限りで現役引退の元日本代表DF高木和道、最も印象に残っている試合は…
2018年11月11日 18:26
サッカー
J1リーグ252試合、J2リーグでは69試合。17年はタイ・リーグでもプレーした。そんな数多くの試合の中でも一番思い出に残っている試合として真っ先に挙げたのが、日本代表として臨んだ08年8月20日の親善試合ウルグアイ戦。当時、日本代表監督だった岡田武史氏に抜擢され、スタメンデビューを飾った。相手には若かりし頃のFWルイス・スアレス(バルセロナ)がいて、チームは1―3で逆転負け。「世代別にも入ったことがない僕には別世界で。スアレスにボコボコにやられて“こういう世界があるんだ”と」と世界の高さを知った。
18年はタイ・リーグのエアフォースとの契約が残っていたが、闘病中の妻との生活を優先させるため、急きょ帰国。最後は地元・滋賀に戻った。「ウチは移籍するたびに家族で動いてきた。色んな移籍をして、そのたびに付いてきてくれた」。試合後のセレモニーでは最愛の妻から花束を渡され「ありがたかったですね…」と感謝の言葉を口にした。
今後については「何かしらサッカーに携わっていく。サッカーが好きなんで」という。指導者ライセンス取得にも意欲を示し「ボクくらいで止まらないような、スゴい選手を育てていきたい」と笑った。最後まで涙はなく、その顔には完全燃焼した充実感だけが漂っていた。
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