札幌は29日、MF兵藤慎剛(33)が仙台へ完全移籍することが決定したと発表した。兵藤は昨年、横浜から加入。32試合に出場するなど主力としてプレーし、札幌の16年ぶりJ1残留に大きく貢献したが、今季は若手を積極的に起用するペトロヴィッチ体制に変わって出場数が激減していた。
途中出場でも安定したプレーでチームを救ってきた兵藤。しかし、先発出場は4試合にとどまり、出場機会を求めての移籍となった。兵藤はクラブオフィシャルHPで「北海道コンサドーレ札幌の一員として戦えた2年間は僕の誇りです」とコメント。また、クラブはDF田中雄大(30)がJ3秋田に完全移籍、長崎に期限付き移籍していたMF中原彰吾(24)が復帰することも合わせて発表した。