浦和V奪還へ飛躍“最攻の翼”新ウイングバック 左に山中&右に宇賀神

2019年02月21日 05:30

サッカー

浦和V奪還へ飛躍“最攻の翼”新ウイングバック 左に山中&右に宇賀神
ミニゲームでボールを競り合う山中(右端)(撮影・郡司 修)  Photo By スポニチ
 より大きく羽ばたくため、浦和が“新たな翼”でスタートダッシュを決める。大型補強の一角、DF山中亮輔(25)の開幕スタメンが濃厚となった。20日は、3バック布陣の仙台を仮想した紅白戦を実施。主力組の左ウイングバック(WB)に山中、右WBに従来は左WBの宇賀神がコンバートされた。
 「WBはラインの背後へ出る動きを求められる。役割を理解しながらアプローチできている」と山中。司令塔の柏木とは同じ左利きで感性が合う。果敢に仕掛ける場面が目立った。DFラインの裏でパスを受ければチャンスは一気に拡大する。前線には浦和に加入後の仙台戦で12戦14発の興梠、1メートル87と高さある杉本が待つ。山中の左足が得点機を量産する。

 富士ゼロックス・スーパー杯(16日、対川崎F)は0―1。浦和のシュートは1本に終わった。そこで“黄金の左”を持つ山中が急浮上した。加入後はサブに甘んじてきたが、18日の練習試合で2アシストとアピール。周囲との連係も「代表クラスばかり。やりながら上げていける」と不安はない。対仙台は横浜時代の昨季も2戦2点と相性もいい。

 右WBに入る宇賀神は「風景が変わるのでその感覚に慣れているところ。左の時より考えてやってます」。対仙台といえば、昨季の天皇杯決勝。優勝を決める右足ボレー弾を決めた宇賀神は再現を狙う。

 直近の対戦も8戦不敗(6勝2分け)と圧倒する浦和が新たな翼を羽ばたかせ、V奪回へ飛躍する。

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