新潟今季ワースト4失点&今季2度目の連敗 DF舞行龍「落ち込んでる時間はない」

2024年05月12日 04:39

サッカー

新潟今季ワースト4失点&今季2度目の連敗 DF舞行龍「落ち込んでる時間はない」
サポーターに頭を下げる新潟の選手たち Photo By スポニチ
 【明治安田J1第13節   新潟2―4浦和 ( 2024年5月11日    デンカS )】 J1新潟は、ホームで浦和に2―4で敗れた。今季ワーストの4失点で、2度目の2連敗となった。前半4分に先制を許し、後半20分、24分にも失点。同30分のFW太田修介(28)、42分のFW長倉幹樹(24)のゴールで1点差に迫ったが、終了間際にPKで加点された。勝ち点13で順位は16位のまま。次節は15日、ホームで横浜と対戦する。
 後半アディショナルタイムの表示は11分。同点、逆転を期待するサポーターのボルテージは上がり、大きな声援でチームを後押しした。しかし試合終了間際にPKを献上。今季ワーストの4失点に、会場を一周する選手たちは下を向いた。

 浦和戦に向けて始動した8日のミーティング。3日の広島戦と、前節の神戸戦でオフサイドとなった長倉の幻のゴールを含めた“4得点”の映像を振り返り、松橋監督は「最初からこれをやろう」とハッパをかけた。この試合はそれほど先制点にこだわってきた。

 ただ、今の悪い流れは簡単に断ち切れない。前半4分。最終ラインが「オフサイドトラップをかけた」(DF早川)が、FWサンタナにうまく抜け出され、出はなをくじかれる先制を許した。

 前がかりにならざるを得ない状況になり、ハイプレスを剥がされて2失点目、カウンターで3失点目。自分たちがやりたかった試合展開を相手に許した。

 終盤に太田の今季初ゴール、長倉の今季2点目で追い上げたものの、3失点した神戸戦同様に反撃が遅かった。前半も好機があっただけに、長倉は「最初から勢いを持ってできるようにやっていかないと」と悔やむ。

 ここ4試合で失点は11に上る。「守備陣として、せめて前半は失点ゼロにしないといけない。落ち込んでいる時間はない。チームを上に引っ張っていけるか。自分がやりたい」と守備リーダーのDF舞行龍。中3日で迎える横浜戦で、この流れを変える。(西巻 賢介)

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