WEリーグ連覇の三菱重工浦和が会見 エース清家は「手放しで喜びたい」

2024年05月12日 20:54

サッカー

WEリーグ連覇の三菱重工浦和が会見 エース清家は「手放しで喜びたい」
優勝トロフィーを手に喜ぶ楠瀬監督、柴田主将、清家(左から) Photo By スポニチ
 サッカー女子のWEリーグで12日、三菱重工浦和の2年連続2度目の優勝が決まった。2位のINAC神戸が千葉に1―2で敗れ、試合がなかった首位の浦和と残り2戦で勝ち点7差となり、逆転の可能性がなくなった。
 優勝決定を受けてさいたま市内で会見が行われ、得点ランクを独走する17点で連覇を支えたFW清家は「結果を見て叫んでしまうほどうれしかった。2試合残っているが、いったん忘れて手放しで喜びたい。目標をかなえられてただただうれしい」と喜びに浸った。

 3月10日以降は12連勝で17勝2分け1敗と強さを発揮した。楠瀬監督はターニングポイントにMF猶本とFW安藤の主軸2人が負傷離脱後に敗れた1月の皇后杯決勝を挙げ「翌日の練習で清家らが責任感を持って動いていた。非常にたくましくなった」と指摘した。

 10日には女子アジア・クラブ選手権も制覇した。リーグ連覇で来季から新設される女子アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場も決まった。清家は「第1回に出られる。アジア1位は浦和レッズがふさわしいと思っている。男子も女子も浦和という名にふさわしいプレーをしたい」と強調。楠瀬監督は「今やっているサッカーで世界までいってみたい」、MF柴田主将も「自分がどれぐらいできるか。このチームが勝っていけるか、わくわくしている」とさらなる飛躍を見据えた。

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