J2福岡・ペッキア監督 いまだ未勝利も「チームが一つになるために負けの中で学ぶこともある」

2019年03月20日 17:04

サッカー

J2福岡・ペッキア監督 いまだ未勝利も「チームが一つになるために負けの中で学ぶこともある」
熱のこもった指導をするJ2福岡のファビオ・ペッキア監督 Photo By スポニチ
 4節を終え、1分3敗。今季の目標を「J1昇格」と掲げるJ2福岡だが、いまだ白星なしのリーグ最下位と苦しいスタートになっている。
 チームを率いるファビオ・ペッキア監督(45)は下を向くことなく、20日も福岡市内の練習場で熱のこもったトレーニングを指揮した。自身初のJリーグで、初勝利をつかめない状況にも「去年と違うプレースタイルをしている。最初からすべてうまくいくと思ってなかった」。厳しい結果は覚悟していたことを明かした。

 「選手たちはまじめにやってくれている。順位は気にせずに試合に集中して勝ち点を取らないといけない。チームが一つになるために負けの中で学ぶこともある。後は結果だけ」。

 現状を前向きに捉えており「(負けた)直近の2試合はできていなかったが、練習のプレーを自信を持ってピッチで表現できれば。選手たちには試合の後の悔しさがあるので、期待したい」と奮起を信じていた。

 次戦は23日、敵地で新潟と戦う。同じく、今季4戦未勝利だった千葉のエスナイデル監督は解任となったが「次の試合がターニングポイントになるとは思ってない」ときっぱり。「新潟はインテンシティーのあるチーム。アウェーで勝ってるし精神的にも強い」と警戒を強めるが「うまくリスク管理をやらないと」と、悲願の勝利へ向けて万全を期す。今季初勝利を待ちわびるサポーターはもちろん、来日中の両親にも「勝利をプレゼントしたい」と誓った。

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