レーウ監督、新たな中心選手はドイツだ!世代交代策で若返り
2019年03月26日 08:52
サッカー
レーウ監督が「素晴らしかった」と振り返った前半は若手が躍動した。15分にシュルツの左クロスからFWサネが先制。34分にはFWニャブリがミドル弾を突き刺しA代表6試合で5点目をマークした。昨年のW杯は選外だった23歳の2トップがスピードと運動量を発揮し攻撃をけん引。一方で23歳のズーレ(Bミュンヘン)を中心とする3バックが反撃に耐えきれず後半3分、18分と連続失点し「若いチームに必要な過程」ととらえた。
この一年は“暗黒期”だった。昨年W杯は1次リーグ最下位に終わり、続く新大会の欧州ネーションズリーグは同組のフランス、オランダに4戦未勝利。昨年10月にオランダに0―3大敗するなど、最下位で下部のリーグBへ降格した。
批判を浴びてきたレーウ監督は「ダイナミックさ、スピードが必要」とドラスチックな若返り策に打って出た。29歳のMFエジル(アーセナル)はW杯直後に代表引退したが、今月には同じ14年W杯Vメンバーの29歳FWミュラー、30歳のDFボアテングとDFフンメルス(いずれもBミュンヘン)に戦力外を通告。結果が出なければ解任論が再燃するのは必至だった。
指揮官が、GKノイアー(Bミュンヘン)、MFクロース(Rマドリード)以外は大物不在のチームを20年欧州選手権、22年W杯へ向けてどう育てるのか。「取り組むことはたくさんある」という復活への道は始まったばかりだ。
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