SNSで物議かもした松本VS神戸のレフェリング…原博実氏が冷静に分析、むしろ「ナイスジャッジ賞」
2019年04月09日 16:25
サッカー
![SNSで物議かもした松本VS神戸のレフェリング…原博実氏が冷静に分析、むしろ「ナイスジャッジ賞」](/soccer/news/2019/04/09/jpeg/20190409s00002179216000p_view.jpg)
芸能界屈指のJリーグ通であるタレントの平畠啓史(50)も「僕も正直なんのファウルか分からなかった」と話す中、原副理事長は「これは…大崎のファウルだね」と神戸DF大崎玲央(27)のファウルと断言。CKのファーサイドにいた大崎が、ウェリントンがフリーになる前に自分のマークしていた選手とウェリントンについていた松本DF飯田真輝(33)、その前にいるDF橋内優也(31)に対して「うまくつぶれているけど、よく見ると引っ張っているような感じがある」とし「レフェリーはウェリントンがヘディングする前にファウルって笛を吹いている。実際よく見てみると、これはファウルを取られてもしょうがないなと僕は思いました」と続けた。
元国際審判員で日本サッカー協会審判委員の上川徹氏(55)は「僕も最初見た時に皆さんと同じように何が起きたか分からなかったです」とした上で、担当審判に電話で「どういう判断をしたんだ?」と確認したところ「ウェリントン選手をフリーにするために大崎選手が飯田選手を押さえにいっている」と答えが返ってきたと明かした。
そして原副理事長は、大崎が相手選手のユニホームを手で引っ張っているのが映像にハッキリ残っていることを指摘した上で「あそこらへんでぶっ潰してウェリントンをフリーにするっていう動きをしている」と分析。「レフェリーはよく見ていたと思います」とし、「素晴らしいです、これは」と続けた。
ゴール正面でウェリントンがここまでフリーな状態になるのは「普通じゃない。何かある」とした上川氏は、大崎がボールから目を離している時間帯があったと指摘した上で「そういう動きは見ます。ボールを見ないで相手競技者を見ていたりっていう選手がいる時はだいたいブロックに入るな、とか」と審判側からの視点を紹介した。
ここで、原副理事長は「ヘタ!もうちょっとうまくやらないと」と大崎の動きにダメ出し。「ボールに関与しているように見せないと。それがないからレフェリーにも分かりやすい」と続けた。
最終的な総括として、原副理事長は「ナイスジャッジ賞だね、これは」と審判団を称賛。番組MCの桑原学アナウンサーが「すごく僕が言いたいのは、ここまで議論して、話して、よく見ないと(分からない難しいジャッジ)。これが逆の印象になって日本のレフェリーはレベルが低いみたいなことを広められてしまうことがすごく残念だな、と」とまとめていた。
おすすめテーマ
2019年04月09日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
鹿島・大岩監督 敵地でも積極姿勢「チーム一体で」
-
航基 今季公式戦初得点必ず!U22代表復帰へ意欲「はい上がる」
-
清水ヨンソン監督 G大阪戦で悪い流れ断つ「転換の機会に」
-
横浜DF和田 ルヴァン杯で移籍後初出場へ「戦術理解を見せる」
-
セレッソ期待の17歳 桐光学園3年西川 ルヴァン杯名古屋戦に出場決定
-
神戸MF郷家“U20アピール弾”誓う!ルヴァン杯大分戦で先発有力
-
大迫“幸せ”同点アシスト!11戦ぶり復帰&第2子誕生祝った
-
南野 快勝貢献納得「今季の大一番という気持ちで入った」
-
昌子 完封貢献で1部残留に前進!敵将ハリル監督からも“賛辞”
-
なでしこ ドイツ撃破へ!18歳遠藤「積み重ね発揮できれば」
-
マラドーナ氏 今季限りで監督退任へ…指導者の引退示唆「サッカーは十分」