湘南の新星・鈴木冬一活躍の秘訣
2019年04月19日 09:00
サッカー
高校を卒業してまだ1カ月もたっていないが、「高校の試合とは強度が違い、疲労度も違う。でも、試合開始の笛が鳴ったら全力でやって、70分しか持たなくても構わないと思っている」と言う。
サッカーに対する頭の回転の速さは抜群。チョウ監督が「もぐらたたきが抜群に早い」と表現したように、頭の“瞬発力”がある。練習で指摘されたことは一度で身につけてしまう。左利きで元々は攻撃的中盤だが、湘南では当初左ウイングバック、今は右ウイングバックを器用にこなす。4月6日の磐田戦では右ウイングバックで先発して、途中から左サイドバック、右サイドバックとポジションを代えてプレーした。
順応性の高さの秘訣を鈴木冬に聞くと、こう答えた。
「日頃からセンターバックならこうとかセンターフォワードならこうと、いろいろとイメージしている。寝るときに布団に入って30分ぐらいイメージしてから寝ている。イメージしたことを練習ではやるが、試合中に考えることはない。試合中は練習のことが出ると思っているから何も考えない」
ほかにもプレミアリーグに移籍した自分がアディショナルタイムに直接ゴールを決めたシーンや、大きな大会の決勝戦で、オーバーヘッドで決勝ゴールを決める場面などもイメージしているという。
「考えたら楽しいでしょ。1%ぐらいしか実現の可能性はないかもしれないけど。でも、サッカー以外でもイメージすれば現実にいいことが起こるかも」と、言う。
もちろん、猛練習のたまものだが、イメージトレーニングで進化しているのもたしか。しかもだれに勧められたのでもないというのがすごい。どこまで成長するか、楽しみだ。
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